阿智中学校女子バレーボール部が北信越中学校総合競技大会への出場を決め、28日に阿智村役場を訪れて大会への意気込みを語った。
17、18日に開かれた県中学校総合体育大会で準優勝した。穂高西、野沢温泉・木島平、塩尻西部をストレートで下し、決勝に進出。東北との対戦はシーソーゲームの接戦で、26―28、20―25で惜しくも破れた。
28日は全部員14人と、竹内良之校長、水上勝秀監督、宮下征司顧問が役場を訪問。職員に拍手で迎えられ、部員が一人ずつ決意を述べた。
県大会の上位校や北信越出場校は越境の生徒が混ざっているが、阿智中は唯一村の生徒のみでチームを構成している。熊谷村長は準優勝をたたえ、「村民も皆期待している。昨年コロナで大会がなかった先輩たちの気持ちも込めて戦い、全国出場に向け頑張ってもらいたい」と激励した。
北信越大会は8月3、4の両日、富山県下新川郡入善町で行われる。3位に入ると全国に出場できる。阿智中は2018年に北信越で3位になり、初めて全国出場した。19年は4位で全国を逃した。
部長をつとめる3年の女子生徒(15)は「県大会でできなかったことを修正して臨みたい。笑顔を忘れず、仲間を信じて戦い、全国出場をつかみたい」と力を込めた。
◎写真説明:北信越大会に出場する阿智中女子バレーボール部の選手たち