NPO法人南信州クラブ、南信州新聞社主催の「第12回南信州新聞社杯ラグビー大会」が18日、飯田市松尾明の市総合運動場であった。地元ラグビースクールの小学生約150人が参加。選手たちは力強いタックルやランで激しい攻防を見せた。上郷ラグビースクールAが優勝を果たした。
コロナや雨天による中止が重なり、4年ぶりの開催。上郷(2チーム)、伊賀良(2チーム)、高森の計5チームが高学年、中学年、低学年に分かれ、優勝を競った。華麗な身のこなしで敵を抜き去ってトライを決めると応援席からは歓声が上がった。
低学年は、ボール保持者の腰にぶら下がるタグを奪取して攻撃を止めるタグラグビーで対決。園児の試合もあり、保護者に見守られながら懸命にコートを駆け回った。
同大会は、ラグビー競技の普及や地元ラガーマンの交流を目的に2008年に始まった。
結果は以下の通り。
▽高学年の部 上郷A85―0高森、伊賀良B45―0上郷B、伊賀良A90―0高森、高森15―15上郷B、伊賀良A10―30上郷A
▽中学年の部 伊賀良A60―5高森、伊賀良B30―15上郷B、高森15―40上郷A、上郷B10―45伊賀良B、上郷A20―20伊賀良A
▽低学年・園児の部 高森30―25上郷B、伊賀良A35―15上郷A、高森30―40伊賀良B、上郷A5―20伊賀良A、伊賀良B25―15上郷B、園児A25―30園児B
◎写真説明:芝生を駆けてトライを狙った