陸上の第39回飯伊小学生大会兼第23回飯伊中学生大会(飯田市陸上競技協会など主催、南信州新聞社後援)は22日、市総合運動場陸上競技場で開かれ、男女別や学年別にトラックとフィールドの計36種目で競った。小中学生の計530人が参加し、うち大会の独自種目で男女別の「小学3年生以下六十メートル走」は過去最多の200人が挑戦した。
青空の下、大会記録や自己記録の更新を目指して日頃の練習の成果を発揮した。百メートル決勝は力強い走りでゴールを駆け抜け、中距離種目は序盤から競り合いながらゴールを目指す姿も見られた。
六十メートル走を除く8位までの小学生の選手とチームは、6月5日に伊那市陸上競技場で開かれる第2回南信地区小学生陸上競技大会への出場権を獲得した。
子どもたちの健闘をたたえて8位までを表彰し、3位までには南信州新聞社からメダルが贈られた。
会場では密にならないよう動線や集合場所を細かく設定するなど、新型コロナウイルスの感染症対策を徹底した。観客を入れ、選手やコーチと同様に事前の体温記録の確認後、手のアルコール消毒、体温検知器による検温を行った。メインスタンドは選手1人につき観戦者1人とし、大声で応援しないよう呼び掛けた。
◎写真説明:60メートル走で駆け抜ける