8日に上高井郡小布施町で開かれた「第34回全国ママさんバレーいそじ大会 長野県予選会」で飯伊地区代表の「飯伊A」が優勝し、12月の全国大会に出場する。飯伊のチームが県を制したのは13年ぶり。
同大会は50歳以上の年齢制限があるため、毎年メンバーを入れ替えながら出場してきた。各地区のクラブで活動している選手を集め、4月からの練習でチーム力を磨いてきた。
県大会には12チームが出場し、トーナメント式で対戦。同じクラブでプレーするセッターとアタッカーによる息の合った攻撃や高身長を生かしたブロックで得点を重ねて勝ち進んだ。接戦となった佐久代表との決勝戦ではリードを許す場面もあったが、粘り強く球を拾い勝利を手繰り寄せた。
佐藤なをみ監督(62)は「ファインプレーがチームを盛り上げ、一丸となって戦うことができた。全国に向けて攻撃の幅を広げられるよう練習していく」と話した。
キャプテンの日置みちよさん(52)は全国大会に向け「どんな状況でも自分たちのプレーができるように自信を持って挑みたい」と意気込みを語った。
奈良県で開かれる全国大会には都道府県予選を勝ち抜いた36チームが出場する。
◎写真説明:ママさんバレー飯伊チームが県大会優勝