売木村立売木小学校(大内勝校長、31人)は10日、学校裏の田んぼリンクでスケート場開きを 行った。村のマスコットキャラクターのうるのすけも駆けつけ、子どもたちとともに初滑りを楽しんだ。
同校は毎年1月に学校裏の田んぼをスケート場に整備している。今冬も村内のネットワークうるぎの協力で稲刈り後の田をならし、12月から水を張って教職員らが手入れを続けてきた。
雨や雪の影響、あぜから水が漏れ出すなどしたため、一度氷を張り替えるなどの苦労を重ねた。8日に降った雨で路面の状況が悪くなったものの、整備してスケートができる状態まで回復させた。
うるのすけと児童の代表がテープカットを行ってスケート場開きを祝うと、5、6年生はスケート靴で、低学年は普通の靴で初滑り。低学年の子たちはうるのすけと一緒にリンクを回り、高学年の子たちは氷の具合を確かめながらさっそうと滑っていた。
6年生の児童会長は「1年のころから滑っていて毎年楽しみにしている。雨で心配だったけど先生たちが直してくれて無事にできて良かった」と話していた。スケート場は、今月末ごろまで体育の授業などで利用するという。