地域のサッカー少年が集い、試合やミニゲームを楽しむ「2018飯伊サッカーフェスティバル」が6、7の両日、飯田市松尾明の市総合運動場で開かれた。サッカー界の往年の名選手「マラドーナ」のモノマネで知られるお笑いタレント、ディエゴ・加藤・マラドーナさんが4年連続のゲストで登場し、コミカルな動きだけでなく、華麗な足技や力強いシュートで盛り上げた。
飯田サッカー協会(吉川敏一会長)が主催。「Enjoy Football」を合言葉に「地域のサッカー熱や一体感を高めることで芝グラウンドをはじめとするサッカー環境の充実につなげよう」と2015年から毎年この時期に開いている。
年代別のミニゲームをたっぷり企画。初日は小学2、3、4年生の計13チームが、2日目は小学5、6年生の計15チームが出場し、両日で約300人がプレーを楽しんだ。6年生の部には地域外の木曽FCも招いた。
ディエゴ・加藤・マラドーナさんは帝京高校(東京)出身で、選手権で準優勝2回の実績を誇る。初日は多くの試合で助っ人を務め、絶妙なアシストや豪快なドリブルを見せた。子どもたちには「もっと声を出そう」「あきらめずに点を取るぞ」などのエールを送った。
一緒にプレーした小学4年で喬木アレグリの池田創将君(10)と牧内宇龍君(9)はそれぞれ「見た目は面白いけれど、サッカーはとても上手」、「ドリブルが速いし、シュートも力強かった」と話していた。