11月2日に静岡県伊豆市で開幕する「第19回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」に出場する南信州CLUBは24日、市役所に牧野光朗市長らを訪ね、「まずは1勝」と健闘を誓った。
南信州CLUBは2010(平成22)年に発足。中学での活動を終えた生徒を対象とし、高校までの受け皿として高森町民グラウンドを拠点に活動する。
現在は飯田下伊那地域の3年生36人が所属。中学総体後の7月中旬から練習を始めた。
県内の18チームが参加した県予選会でブロック優勝を果たし、8年ぶり2度目の全国大会出場を決めた。
表敬訪問で牧野市長は「日頃の練習の成果を十分発揮して」と激励し、駆け付けた高森町の壬生照玄町長、阿智村の熊谷秀樹村長、喬木村の市瀬直史村長もエールを送った。
全国大会は伊豆市の志太スタジアムを主会場に、11月2日から5日にかけて開催される。長野の2チームを含む計48チームが参加する。
2日間かけて1次リーグを行い、各リーグの1位が決勝トーナメントに進む。
南信州は酒田ハーバーベースボールクラブ(山形)、愛媛県選抜、西胆振BBC(北海道)、山梨クラブ、福岡県代表のいるブロックに入り、初日は西胆振BBC、2日目は酒田とそれぞれ当たる。
下島侑大主将(阿智)は「県代表として全力で戦う」と意気込みを語った。
◎写真説明:表敬訪問した南信州CLUBの選手