大学の探検部員、OBなどのラフティング愛好者が川下りのレースを繰り広げる第18回天竜川ホワイトウオーターフェスティバル(同実行委員会主催)が20、21の両日、松川町―飯田市間の天竜川で開かれた。全国から41チーム252人が集まり、白い水しぶきを上げながらゴールを目指した。
20日は障害物レースのファンスラロームを松川町宮ケ瀬橋―座光寺河川敷グラウンド間の約13キロで行ったほか、本部を設けた飯田市座光寺の河川敷グラウンドでは、出場者による野外料理コンテストもあった。
21日はタイムを競うダウンリバーレースを、座光寺河川敷―かわらんBAY間の約12キロで展開。男女が掛け声を発しながらオールを漕いだ。
11艇が出場した4人乗りラフトボート部門では、10月8~19日にブラジルで開かれる世界選手権に出場するプロ集団「チーム・テイケイ」が2位以下に大きく差を付けて優勝した。
大会委員長の今牧嗣昌さんは「回数を重ねる中で国内最大規模の大会として認知されるようになり、ありがたく思う。世界選手権前の国内最終レースとあって、出場者は気合が入っていた。今後も大会を通して地元に貢献したい」と話していた。
実行委員会は、大会の魅力を伝える写真コンクールの作品を募集している。締め切りは10月10日。詳細問い合わせは市観光課エコツーリズム係(電話0265・22・4851)へ。