根羽村で五輪関連施設用木材の出発式

スポーツ

[ 2019年 9月 20日 金曜日 15時12分 ]

 東京五輪・パラリンピックの関連施設に地元産木材を提供する根羽村、天龍村、川上村の3村は20日、提供木材の出発式を根羽村森林組合で開いた。出席者らは大会成功の祈りを込め、提供木材を積んで東京都に向かうトラックを見送った。根羽・天龍村の木材は10月までに5回に分けて納品される。

 五輪を盛り上げ、大会終了後も各地にレガシー(遺産)を残そうと、競技大会組織委員会は「日本の木材活用リレー」と題して選手村の中心施設「ビレッジプラザ」の建築に必要な木材の提供を全国公募。全国63自治体が地元産木材を無償提供することが決まっている。県内では連盟で応募申請した3村に決定。根羽村はスギ約18立方メートル、天龍村はヒノキ約7立方メートル、川上村はカラマツ約7立方メートルを提供する。

 製材にした木材の納品は11日に始まったが、本格的な輸送はこの日がスタート。出発式では3人の村長が競技大会組織委会場整備局の福島七郎局長に納品書を手渡し、テープカットで出発を祝った。

 根羽村の大久保憲一村長は「世界中のアスリートが利用する施設に私たちの地域材を提供できることは誇り。この木材を通じて世界中にさまざまな情報が発信され、交流が行われれば。施設が無事建設され、大会の成功を祈っている」とあいさつ。木材活用リレーに合わせて手作りハンガーを届けている天龍村の永嶺誠一村長は「木材やハンガーには五輪成功を願う村民の思いが込められている。木材提供が村の林業再生の弾みにもなれば」と期待を寄せた。

 福島局長は木材の提供に感謝を述べ、「建物は大会終了後に解体され、木材は各自治体に戻っていく。帰ってきた時に『私たちは大会と関係を持つことができたんだ』と誇りに思っていただければうれしい」と話していた。

◎写真説明:根羽村森林組合で行われた出発式

  

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