第2回下條村ロードレース大会が11日、同村睦沢の「コスモスの湯」前を発着点に行われた。飯田下伊那地域在住の保育園児から大人まで142人が参加。親子でランニングを楽しんだり、自己記録に挑戦し全力で駆け抜けたりと、それぞれの走りで心地良い汗を流した。
ロードレースを通じ日頃から歩き、走る土壌をつくることで、村民の健康や体力向上に寄与しようと昨年から開催している。今年は、1.0、1.5、2.4、3.5キロの4コースを設け、ファミリー(小学生未満)、同(小学生)、小学生低学年、同高学年、中学生、一般女子、一般男子の7部門で健脚を競った。
昨年は新型コロナウイルス感染防止のため参加者を村内在住者に限定したが、今年は飯田下伊那地域に拡大。昨年の倍近い参加があり、ゴール前では力強い声援が飛ぶなど盛り上がりを見せた。
ファミリーの部(1.0キロ小学生未満)で優勝した親子は、昨年に続いての参加。昨年のファミリーの部は小学生と小学生未満との区別がなかったこともあり、惜しくも4位で表彰状に届かなかったという。
「表彰状をもらいたい」と、悔しさをばねに練習を重ねて臨んだ今大会。見事先頭でゴールテープを切り表彰状を受け取ると、笑顔で喜んでいた。
◎写真説明:スタートを切るファミリーの部参加者ら