売木村のスポーツ合宿受入れ続く

スポーツ

[ 2019年 8月 21日 水曜日 16時49分 ]

 「走る村うるぎ」を合言葉に掲げ、スポーツ合宿の誘致に力を入れる売木村。ここ2年は年間で延べ約3000人が合宿に訪れている。総合グラウンドが利用可能となり迎えたこの夏も、市民ランナーをはじめ、学生や社会人など県内外から多くのアスリートが切れ目なく来村している。合宿のピークは7、8月。リピーターも多く、緑に包まれた村内を清々しい風を受け走るランナーの姿は、村の風物詩となっていきそうだ。

 20日からは2泊3日の日程で、岡崎市の岡崎城西高校陸上部中長距離ブロックの生徒43人が合宿を行っている。同校の売木合宿は今年で6年目。村職員で現役のウルトラマラソンランナー、重見高好さん(37)が同市出身という縁で初めて訪れて以来、気候や練習環境、人の温かさ、疲れを癒す温泉などを気に入り、毎年合宿地に選んでいるという。

 渡辺尚巳監督(54)は、「岡崎の暑さでは到底出来ない、走り込みをしっかりとできる。自然に囲まれた静かな場所で、練習に集中できるのもありがたい」と評価し、交流のある他校にも「『良い合宿地がある』と宣伝して回っている」と笑顔。また、「グラウンドが新しくでき、今後も整備が進めば、中長距離の選手に限らず、幅広い種目の選手も連れてくることができる」と期待した。

 中京圏を中心とした市民ランナーの利用が多くを占めているが、5月には初めて社会人チームが長期合宿を行い日本トップレベルの選手が訪れるなど、徐々に学校や企業の合宿も増えている。大手旅行代理店が展開するスポーツ事業との連携が進み、関西方面からの利用も伸びている。

 重見さんは「着実に合宿利用が増えており、『走る村うるぎ』が浸透しつつある。現役ランナーとして実際に村内で練習を重ねる自身の経験を一つの強みとし、さらなる誘客を図っていきたい」と力を込める。

◎写真説明:村内で走り込む岡崎城西高校陸上部

  

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